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シリーズ朝倉〈言語の可能性〉 5 言語と医学
内容紹介
言語の異常が医学の領域で特徴的な症状をなす,失語症,発達障害,統合失調症を中心に,各疾患における言語の異常の性質やその病理学的基盤について,精神神経科,神経内科,心理学,脳科学,人文科学など様々な立場から最新の知見を解説。
編集部から
目次
1.総論[・中込和幸]
2.失語症Ⅰ:非流暢性失語[三村將・小林仁美]
失語
タイプ分類別にとらえた非流暢性失語の特徴
3.失語症Ⅱ:流暢性失語[・武田克彦]
ウェルニッケの失語研究に果たした役割は何か
古典的局在論とは合わない例が存在するが,そのような例についてはどう考えるべきか
ウェルニッケ失語患者は,知能が障害されているのではないか
語義失語とは何か
ウェルニッケ失語以外の流暢性の保たれた失語はどのようなものがあるか
脳機能画像法は,失語研究に何をもたらしたのだろうか
付録:失語患者の診察
4.失語症Ⅲ:文字言語に限局するもの[毛束真知子・河村満]
文字言語は脳でどのように営まれているのだろうか
後天的な文字言語障害の種類1:伝統的な分類
後天的な文字言語障害の種類2:新しい観点からの分類
文字の神経機構には,どのような問題が残されているのだろうか
まとめ
5.失語症Ⅳ:失文法[・萩原裕子]
失文法症候群
失文法と階層構造の喪失
失文法失語の文理解障害
失文法失語のリアルタイム文理解研究
失文法の障害にみられる個人差,課題差と神経基盤
6.失語症Ⅴ:治療(リハビリテーション)[・種村純]
失語症状は回復するか
言語機能改善のメカニズム説について
言語障害のとらえ方について
言語治療はどのように行うのか
言語知識別の治療方法とは
コミュニケーションの確保・拡大の方法とは
まとめ
7.発達障害児のコミュニケーション理論[・宮尾益知]
非言語性コミュニケーション
言語性コミュニケーション
発達障害児の病態生理
発達障害
発達障害と言語障害各論:コミュニケーション障害としての観点から言語に
まとめ
8.統合失調症と言語Ⅰ:統合失調症の言語・[・鶴紀子]
統合失調症における思考障害と言語(言語障害か思考障害か)
統合失調症の言語の言語学的特徴
統合失調症の言語障害の定義と評価
統合失調症の言語の言語学的構造
現象学的接近
言語の脳内機構とこれからの課題
9.統合失調症と言語Ⅱ:生理学的知見[・太田克也]
統合失調症の歴史
統合失調症と言語
部分─全体関係
統合失調症と意味プライミング
事象関連電位と事象関連磁場
言語処理に伴う事象関連電位
統合失調症患者のLPC
まとめ
10.統合失調症と言語Ⅲ:神経画像的知見[橋本龍一郎・笠井清登]
統合失調症研究における神経画像法の役割
側頭葉と統合失調症の中核症状:言語性幻聴と思考形式障害
前頭葉と統合失調症における言語障害:言語性短期記憶と発話機能
統合失調症における言語システムの結合障害
統合失調症の神経画像研究の新しい方向性と今後の課題
まとめ
11.可能性[・中込和幸]
索引

執筆者紹介
【監修】
中島 平三(前東京都立大学)
【編集】
中込 和幸(国立精神・神経医療研究センター)































