シリーズ朝倉〈言語の可能性〉 7 言語とメディア・政治

中島 平三(監修)/岡部 朗一(編)

中島 平三(監修)/岡部 朗一(編)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

A5判/260ページ
刊行日:2009年03月30日
ISBN:978-4-254-51567-1 C3381

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内容紹介

言語とメディアと政治の相互関連性を平易に詳しく解説。〔内容〕序章/言語とメディア/プリント・メディアの言語表現/ニュース報道の言語表現/テレビにおけるCMの言語表現/映像メディアの言語表現/政治の言語と言語の政治性/他。

編集部から

目次

序章 言語とメディアと政治─その相互連関性─
政治と言語
言語とメディア
政治とメディア

【第I部 言語とメディア】

1.メディアにおける言語の役割
プリント・メディアのニュース言語
放送メディアのニュース言語
メディア・トーク
オンライン・ニュース
広告・テレビコマーシャル
日本語とメディア

2.プリント・メディアの言語表現
新聞は影響力のあるメディアか
新聞報道は客観的か
新聞紙面の内容
新聞記事を構成する視覚的要素
新聞記事を構成する言語要素

3.ニュース報道の言語表現
ニュース報道の現状
災害報道の表現
科学技術報道の表現
ニュース報道に見られるレトリック戦略

4.テレビにおけるコマーシャルの言語表現
メディアとしてテレビコマーシャルはどのような性質を持つか
テレビコマーシャルの表現研究ウォッチング
テレビコマーシャルの表現を読み解く─事例研究─
コマーシャル年間ベストテンに見る表現の特徴─2006年の事例より─

イギリスのカンヌ国際広告賞受賞作品に見る表現の特徴─2006年の事例
より─
テレビコマーシャルに見る言語の可能性

5.映像メディアの言語表現
映像メディア時代の政治コミュニケーション
映像メディア時代の記号論
映像メディアと物語論
映像メディアの政治的分析

【第II部 言語と政治】

6.政治の言語と言語の政治性
言語と政治
政治の言語
言語の政治性
社会科学的言語の政治性─統計学小史─

7.イデオロギーと言説─「ポスト証言時代」における戦時性暴力の
記憶のゆくえ─
メディアとしての「証言」
戦時性暴力の証言の周辺化と私的領域化
公共圏の中の親密圏
証言をめぐる「公共圏」の再構築とその可能性
被傷性を伴うコミュニケーション実践へ

8.議会における言語表現
政治の場
国会論戦
言論の力
メディアの役割
国民に開かれた議会

9.ブッシズムズ─ブッシュ米大統領の言説に見られる「言い間違え」─
産出のメカニズム
ブッシズムズに潜む規則性
ブッシズムズとは何か

終章 言語とメディアと政治─言語の可能性─
メディア言語が作り出す「現実」

索   引

執筆者紹介

【監修】
中島 平三(前東京都立大学)

【編集】
岡部 朗一(前南山大学)

【著者】
岡部朗一、浅野雅巳、江口真理子、五島幸一、清ルミ、鈴木健、板場良久、藤巻光浩、奥田博子、村杉恵子

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