朝倉化学大系 4 構造有機化学

戸部 義人豊田 真司(著)

戸部 義人豊田 真司(著)

定価 6,270 円(本体 5,700 円+税)

A5判/296ページ
発売日:2016年09月10日
ISBN:978-4-254-14634-9 C3343

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内容紹介

有機化合物を対象に,その物理的,化学的および分光学的性質と密接に関係する,分子構造について解説した上級向け教科書。〔内容〕有機構造の基礎:結合とひずみ/立体構造/非局在結合/反応性中間体/特殊な構造

編集部から

目次

まえがき
1.有機構造の基礎:結合とひずみ
 1.1 有機構造の表示
  1.1.1 構造式
  1.1.2 分子模型
  1.1.3 構造座標と構造パラメーター
 1.2 有機構造の研究法
  1.2.1 実験的研究法
  1.2.2 理論的研究法
 1.3 化学結合の理論
  1.3.1 水素分子
  1.3.2 炭素原子の混成
 1.4 化学結合の性質
  1.4.1 結合の分極
  1.4.2 結合長
  1.4.3 結合角
  1.4.4 結合エネルギー
 1.5 分子のひずみ
  1.5.1 ひずみの大きさと分類
  1.5.2 分子力学計算
  1.5.3 結合角ひずみ
  1.5.4 ねじれひずみ
  1.5.5 立体ひずみ
  1.5.6 結合伸縮ひずみ
 1.6 弱い相互作用
  1.6.1 静電相互作用
  1.6.2 誘起双極子相互作用
  1.6.3 水素結合
  1.6.4 π電子が関与する相互作用
  1.6.5 電荷移動相互作用
 文献
2.立体化学
 2.1 立体化学の基礎
  2.1.1 立体異性体の分類
  2.1.2 立体構造の表示
  2.1.3 キラリティー
  2.1.4 旋光性
  2.1.5 ステレオジェネシティー
 2.2 立体配置
  2.2.1 絶対配置と相対配置
  2.2.2 立体配置の表示法
  2.2.3 さまざまなキラル化合物
  2.2.4 ジアステレオマー
  2.2.5 二重結合をもつ化合物
 2.3 立体配座
  2.3.1 立体配座の基礎
  2.3.2 鎖式アルカンの立体配座
  2.3.3 不飽和化合物,芳香族化合物の立体配座
  2.3.4 炭素-ヘテロ原子結合
 2.4 環式化合物の立体化学
  2.4.1 単環式化合物
  2.4.2 二環式化合物
  2.4.3 複素環式化合物
 2.5 トピシティー
  2.5.1 リガンドのトピシティー
  2.5.2 面のトピシティー
 2.6 エナンチオマー
  2.6.1 エナンチオマーの組成
  2.6.2 エナンチオマーの調製
  2.6.3 絶対配置の決定法
 2.7 位相立体異性体
  2.7.1 カテナン
  2.7.2 ノット
 文献
3.非局在結合
 3.1 鎖状共役系化合物
  3.1.1 Hückel 分子軌道法による表現
  3.1.2 π結合に隣接した一つのp 軌道がある系の共役
  3.1.3 交差共役
  3.1.4 ホモ共役
  3.1.5 超共役
 3.2 環状共役系化合物
  3.2.1 ベンゼンの安定性とHückel 則
  3.2.2 環状共役系のHückel 分子軌道法による表現
 3.3 芳香族性とその尺度
  3.3.1 芳香族性による安定化エネルギー
  3.3.2 芳香族性と構造的要因
  3.3.3 芳香族性と磁気的性質
  3.3.4 特殊な芳香族性
 3.4 種々の芳香族化合物と反芳香族化合物
  3.4.1 [n]アヌレン(n=4, 6, 8)
  3.4.2 環サイズの大きな[n]アヌレン(n=10, 12, 14, 18)
  3.4.3 デヒドロアヌレン
  3.4.4 電荷をもつ環状共役系
  3.4.5 交互炭化水素と非交互炭化水素
  3.4.6 ベンゼン系縮合多環式芳香族化合物
  3.4.7 非ベンゼン系芳香族化合物
  3.4.8 ヘテロ環芳香族化合物
  3.4.9 多段階酸化還元系
 文献
4.反応性中間体
 4.1 カルボカチオン
  4.1.1 カルボカチオンの安定性
  4.1.2 カルボカチオンの構造
  4.1.3 3中心2電子結合をもつ非古典的カルボニウムイオン
  4.1.4 ジカチオン
 4.2 カルボアニオン
  4.2.1 カルボアニオンの安定性
  4.2.2 カルボアニオンの構造
  4.2.3 ジアニオン,テトラアニオン
 4.3 ラジカル
  4.3.1 ラジカルの安定性
  4.3.2 ラジカルの構造
  4.3.3 スピン密度分布
  4.3.4 安定ラジカル
  4.3.5 ジラジカル
  4.3.6 マルチラジカル,ポリラジカル
  4.3.7 固相におけるスピン相互作用の制御
 4.4 カルベン
  4.4.1 カルベンの電子配置とスピン多重度
  4.4.2 安定なカルベン
  4.4.3 三重項カルベンのスピン相互作用の制御
 4.5 ラジカルイオン
  4.5.1 ラジカルイオンの生成と安定性
  4.5.2 電荷分離状態の生成
  4.5.3 電導性電荷移動錯体
 文献
5.特殊な構造
 5.1 ひずみ化合物
  5.1.1 高ひずみ化合物の安定化
  5.1.2 高ひずみアルカン
  5.1.3 高ひずみアルケン
  5.1.5 高ひずみアレーン
  5.1.6 ベンゼンの原子価異性体
 5.2 異常な結合長をもつ化合物
  5.2.1 長いC-C 結合をもつ化合物
  5.2.2 短いC-C 結合をもつ化合物22,
  5.2.3 長いC-O 結合をもつ化合物
 5.3 共役系化合物
  5.3.1 芳香族化合物
  5.3.2 アルケンとアルキン
  5.3.3 ポルフィリン
 5.4 三次元の広がりをもつ構造
  5.4.1 ドデカヘドランとパゴダン
  5.4.2 集積アダマンタン
  5.4.3 スフェリファン
  5.4.4 トリプチセンおよび関連化合物
 5.5 超原子価化合物
  5.5.1 高配位化合物の構造と結合
  5.5.2 炭素の超原子価
 5.6 含高周期元素多重結合化合物
  5.6.1 アルケン類縁体
  5.6.2 ケトンとアルデヒド類縁体
  5.6.3 アルキン類縁体
  5.6.4 芳香族化合物類縁体
 文献
和文索引
欧文索引

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