講座 文明と環境 9 森と文明

安田 喜憲菅原 聰(編)

安田 喜憲菅原 聰(編)

定価 5,720 円(本体 5,200 円+税)

A5判/272ページ
刊行日:1996年01月20日
ISBN:978-4-254-10559-9 C3340

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内容紹介

古代の風景はどのようなものであったのか,森の破壊が文明の盛衰にいかなる影響をもたらしたか,森林の保護等につき,森と人間のかかわりを文明史的に論じる。〔内容〕森林の荒廃と文明の盛衰/森の日本文化/みなおすべき日本の里山

編集部から

目次

1. 総論1 森と文明
 1.1 森の神話
 1.2 森林破壊の文明の地球支配
 1.3 「地球の縮図」
 1.4 日本列島に華開いた森の文明
2. 総論2 東西の森林観
 2.1 日本人の自然観
 2.2 生活文化と森林
 2.3 森林観の差をもたらしたもの
3. 森林の荒廃と文明の盛衰
 3.1 地中海文明の興亡と森林破壊
 3.2 中国大陸の森林破壊と木槨墓造営
 3.3 イースター島巨石文化の衰亡と森林破壊―そして,モアイは歩かなくなった
 3.4 イギリスの森林破壊
 3.5 大英帝国の森と民
 3.6 北アメリカの開拓と森林破壊
 3.7 コラム:シベリアタイガの変遷
 3.8 コラム:沈香の香り
4. 森の日本文化
 4.1 旧石器時代の森
 4.2 縄文文化を支えた森
 4.3 稲作文化を支えた森
 4.4 あおによし奈良の都
 4.5 南海の森の楽園とその変遷
 4.6 コラム:絵図から見た江戸時代の京都の山の植生景観
5. みなおすべき日本の里山
 5.1 変貌する里山
 5.2 里山の保全
 5.3 変貌する森林観
 5.4 コラム:森林都市構想
6. あとがき
7. 索 引

執筆者紹介

【総編集】
伊東 俊太郎
梅原 猛
安田 喜憲

【編集】
菅原 聰
安田 喜憲

【著者】
内山 隆,小椋純一,金原正明,北村昌美,黒田登美雄,白幡洋三郎,菅原 聰,菅谷文則,高原 光,竹内貞子,田端英雄,中堀謙二,野井英明,日比野紘一郎,平野秀樹,守田益宗,安田喜憲,山田 勇,湯浅浩史

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