統計ライブラリー ライフスタイル改善の実践と評価 ―生活習慣病発症・重症化の予防に向けて―

山岡 和枝安達 美佐渡辺 満利子丹後 俊郎(著)

山岡 和枝安達 美佐渡辺 満利子丹後 俊郎(著)

定価 4,070 円(本体 3,700 円+税)

A5判/232ページ
発売日:2015年02月20日
ISBN:978-4-254-12835-2 C3341

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内容紹介

食事・生活習慣をベースとした糖尿病患者へのライフスタイル改善の効果的実践を計るための方法や手順をまとめたもの。調査票の作成,プログラムの実践,効果の評価,まとめ方,データの収集から解析に必要な統計手法までを実践的に解説。

編集部から

生活習慣病の代表ともいえる糖尿病を例に挙げ,予防・治療において食生活や運動,生活リズムなどのライフスタイルの改善を如何に効果的に行うかをテーマとする.患者への栄養学的アプローチ,あるいは広義な意味での栄養教育を中心とするライフスタイル改善の提案・実践とその評価を行う実践活動に大きな期待が寄せられており,「科学的根拠に基づいた保健指導(食事療法)」が強く求められているのである.本書では,国際的な予防と改善に関連した事例を紹介し,国内での具体的な研究を基にしたプログラムの作成,プロトコルの作成手順,実践戦略,報告書のまとめ方を明示したうえで,実際の応用事例まで言及したものである.以上の解説には各統計手法がちりばめられているが,必要最小限の説明もまとめている.[内容]ライフスタイル改善プログラムの実践事例/科学的根拠に基づくライフスタイル改善プログラム/実践例/臨床研究で利用する統計学的手法/付録

目次


1. ライフスタイル改善プログラムの実践事例
 1.1 糖尿病ハイリスク者へのライフスタイル改善プログラムの評価
  1.1.1 無作為化比較試験に基づく糖尿病(境界型)の日本人勤労者を対象とする糖尿病予防のための新栄養教育プログラムの効果の評価
  1.1.2 耐糖能異常者のライフスタイル改善による2 型糖尿病の予防効果の評価
  1.1.3 ライフスタイル改善あるいはメトホルミン投与による2 型糖尿病発症の予防または遅延効果の評価
  1.1.4 空腹時高血糖を伴う肥満日本人を対象とするライフスタイル改善による2型糖尿病の予防効果の評価
  1.1.5 耐糖能障害者を対象とする脂質減量食介入の長期間(5 年間)における効果の評価
  1.1.6 糖尿病予防のためのライフスタイル教育の効果の評価:無作為化比較試験のメタアナリシス
 1.2 糖尿病患者へのライフスタイル改善プログラムの評価
  1.2.1 2 型糖尿病患者を対象とする栄養改善介入の効果の評価:RCT
  1.2.2 糖尿病患者教育のための構造化されたX-PERT プログラムの効果
  1.2.3 クラスターRCT に基づくSILE プログラムの効果の評価
  1.2.4 2 型糖尿病患者のリスク因子改善教育のためのプリシードモデルの効果
2. 科学的根拠に基づくライフスタイル改善プログラム
 2.1 栄養アセスメントの重要性
 2.2 食物摂取量頻度調査票の開発
  2.2.1 半定量式食物摂取頻度調査票の作成
  2.2.2 食物摂取頻度調査票の評価
 2.3 血糖コントロールのためのライフスタイル改善プログラム
  2.3.1 糖尿病教育におけるライフスタイル改善の考え方
  2.3.2 血糖コントロールのためのライフスタイル改善スキームとプログラムの策定
  2.3.3 倫理的配慮
  2.3.4 効果の評価指標と評価方法
  2.3.5 実施計画書
  2.3.6 研究デザインとデータのまとめ方
  2.3.7 報告書のまとめ方
  2.3.8 文献レビュー
3. 実践例
 3.1  無作為化比較試験に基づく境界型日本人勤労者にみる糖尿病予防教育の事例[1]
  3.1.1 現状分析と先行研究の探索,問題の発見,認知
  3.1.2 研究デザイン
  3.1.3 プログラムの実践
  3.1.4 解析と結果のまとめ
 3.2 クラスターRCT に基づくSILE の効果の評価研究の事例[10]
  3.2.1 現状分析と先行研究の探索,問題の発見,認知
  3.2.2 研究デザイン
  3.2.3 プログラムの実践
  3.2.4 解析と結果のまとめ
4. 臨床研究で利用する統計学的手法
 4.1 データの要約
  4.1.1 連続変数の記述と要約
  4.1.2 主な要約統計量
 4.2 統計学的推定・検定の概要
  4.2.1 点推定と区間推定
  4.2.2 統計学的有意差検定
  4.2.3 第1 種の過誤と第2 種の過誤
  4.2.4 パラメトリック検定とノンパラメトリック検定
  4.2.5 主な確率分布
 4.3 統計学的検定方法
  4.3.1 等分散のF 検定
  4.3.2 Student のt 検定
  4.3.3 Welch の検定
  4.3.4 対応のあるt 検定
  4.3.5 Wilcoxon の順位和検定
  4.3.6 Wilcoxon の符号付き順位検定
  4.3.7 一元配置分散分析
  4.3.8 比率の差の検定
  4.3.9 Fisher の正確な検定
  4.3.10 サンプルサイズの決定
  4.3.11 無作為割付け法
  4.3.12 SAS による実行例
 4.4 多変量解析
  4.4.1 モデルの概要
  4.4.2 単回帰分析・重回帰分析・共分散分析
  4.4.3 ロジスティック回帰分析
  4.4.4 Cox 比例ハザードモデル
  4.4.5 混合効果モデル
  4.4.6 多重補完法
付録1.食物摂取頻度調査票(FFQW82)
付録2. 10 分で聞き取る食事摂取状況の把握の手順とポイント
付録3. 血糖コントロールのための食生活の問題点をどう捉えるか
付録4. 臨床比較試験実施計画書(3.2 節事例,2007 年作成)
用語一覧表
索引

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